【どっち行く?】明治理工と法政理工【MARCH理系】

どっち行く?

数々の受験生を悩ます、どっちの大学に行くべきかという問題があります。本記事では明治大学理工学部と法政大学理工学部について、いくつかの観点から比較していきます。結論から言うと、どちらも素晴らしいから好きな方に行こう、という話になるのですが、どのポイントを重視するかは人によって様々かと思いますので、本記事での比較が参考になれば幸いです。僕の経歴上、機電系からの視点になっていることが多々あると思いますが、ご承知おきください。

下記記事も併せてご覧ください。(記事中のS/T比や大学院進学率の出典はそれぞれの記事内にあります。)

学費

大学進学【学費ナビ】によると4年間の学費は以下のとおり。

明治大学理工学部機械工学科:672万円

法政大学理工学部機械工学科:652万円

明治の方だ少し高くなっています。

キャンパス

それぞれの大学・学部で通学するキャンパスは以下の通りです。

大学・学部キャンパス
明治大学理工学部生田キャンパス
法政大学理工学部小金井キャンパス

それでは、それぞれのキャンパスを見ていきます。(カッコ内は最寄駅)

明治大学 生田キャンパス(生田)
https://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/ikuta/campus.html

明治大学生田キャンパスは農学部も設置されていて、駅から徒歩圏にも関わらず、緑あふれる広々としたキャンパスという印象です。東京都心までは1時間あれば着く立地です。

法政大学 小金井キャンパス(東小金井)
https://www.hosei.ac.jp/koganei/gaiyo/6714/

法政大学小金井キャンパスは理系学部のみのキャンパスとはいえ、郊外の立地の割に少し狭そうな印象です。東京都心までは1時間あれば着く立地です。

以下、いくつかのポイントを考えていきます。

通いやすさ

個人的に大学進学先に迷ったらキャンパスの通いやすさで選ぶといいと思っています。それぞれキャンパスの所在する地域が異なるので、自宅通学の場合は通いやすさの差がはっきりと出るのではないでしょうか。

下宿費用

どちらも家賃水準は大差なさそうです。そしてどちらも郊外かつ近隣に他大学も所在するので、比較的リーズナブルな下宿先が見つかりそうですね。

キャンパスの雰囲気

キャンパスの大きさ・施設は生田(明治)の方が良さそうです。どちらも理系学部のみのキャンパスになっています。雰囲気とかは好みがあると思うので、実際に見に行けたら良いですね。

大学の雰囲気を知るには以下の本もオススメです。、読んでて面白いですし、各大学のキャンパスライフを想像することができます。今回比較した大学は全て記載されているのでぜひ読んでみてください。(なお、就職に関しては眉唾な記述も散見されるのでご留意ください!)

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教員一人当たりの学生数(S/T比)

各大学のS/T比は以下の通りです。

明治大学理工学部:25.7

法政大学理工学部:31.4

S/T比の低さは明治に軍配が上がります。

学科・研究室ラインナップ

これはどのくらい志望が固まっているかによるのですが、例えば機械工学全般に興味があるなら、いずれにも学科があり、どこでも良いと思います。もう少し具体的になってくると、それぞれカバーする範囲が異なるので、志望分野とぴったりの学科がある大学とない大学が出てくるケースもあるでしょう。もっと具体的に志望分野が定まっている場合は、その分野の研究室の有無、そしてそれらの研究室の内容まで調べていくと良いでしょう。ただ研究室レベルの話になると、教員の入れ替わりで変わる可能性は十分あるので参考程度に留めておく必要があります。ちなみに、興味のある研究分野が決まったのに通っている大学にその研究テーマができるところがなければ、大学院で他大に行くという選択肢もあります。

大学院進学率

大学院進学率は分野による差が大きいのでここでは機電系に絞って紹介すると、機電系学科の大学院進学率は以下の通りです。

明治大学理工学部機械工学科58.1%
明治大学理工学部機械情報工学科31.4%
明治大学理工学部電気電子生命学科44.1%
法政大学理工学部機械工学科33.4%
法政大学理工学部電気電子工学科52.0%

学科によってまちまちです。明治の機械工と法政の電電が50%超えとなっています。

就職

技術系就職の世界ではどちらも就職に強く、個人差の方が圧倒的に大きいです。また、一般的に研究室による差も大きいので、どの大学へ行くことになってもいい成績を取って希望の研究室に行けるようにしましょう。

おわりに

冒頭にも述べましたが、この2校はどちらも素晴らしいです。ただ、ここまで見てきた通り、当然様々な点で違いがあるので、人によってどちらがより良いかは変わってくると思います。本記事の内容に限らずいろんな情報を得たり、人に話を聞いたり、キャンパスに足を運んでみたりして、納得のいく大学選びができるよう願っています。

以上、最後までお読みいただき、ありがとうございました。もしコメント等ありましたらX(旧Twitter)でのDMでご連絡いただければと思います。

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