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【中学受験】試験が終わったら? 受験生の心を守る親の声かけ&過ごし方

中学受験

試験直後、親の対応が子どものメンタルを左右する

中学受験の試験が終わった直後、子どもはさまざまな感情を抱えています。安心感・達成感を持つ子もいれば、手ごたえがなく不安になっている子もいるでしょう。この時期、親の接し方が子どもの気持ちに大きな影響を与えます。

試験が終わったからといって、結果が出るまでは親子ともに気持ちが落ち着かないもの。ですが、このタイミングでの声かけや過ごし方次第で、子どもの心を支えることができます。

そこで今回は、試験後の子どもへの適切な対応について解説します。

「試験どうだった?」はNG? 子どもにかけるべき言葉

NGワード:「試験どうだった?」

受験後、つい聞きたくなるのが「試験どうだった?」という質問。しかし、これは子どもにプレッシャーを与える可能性があります。他にも以下のようなフレーズもNGです。

  • 「できた?」→ できなかった部分を思い出して落ち込む
  • 「簡単だった?」→ 「難しかった…」と不安になる
  • 「何点くらい取れそう?」→ 結果が確定していないのに不安になる

OKワード:「お疲れ様!」

試験後、まず子どもにかけるべき言葉はシンプルに「お疲れ様!」です。他にも以下のようなフレーズが好ましいでしょう。

  • 「頑張ったね!」→ 努力を認める
  • 「(ここまで)よくやったね!」→ 受験勉強の過程を評価する
  • 「今日は好きなことしていいよ!」→ リラックスを促す

特に、結果よりも努力を認める言葉をかけることで、子どもの自己肯定感を高めることができます。

翌日も試験がある場合のコンディション管理

翌日以降も試験が続く場合は、適度に休みながら次の試験に向けての準備をする必要があります。

① しっかり睡眠を取る

試験後は気持ちが高ぶって寝つきにくいことも。お風呂にゆっくり浸かる、スマホを早めに切るなど、リラックスして眠れる環境を整えましょう。

② 復習は最小限でOK

「今日の試験の振り返り」は、やるとしても「試験中にどうしても思い出せなかった知識・解法」を確認するだけにとどめましょう。その際には「どうしてこれで思い出せなかったか?」ではなく、「これで明日の試験に出ても大丈夫」というメンタルを心がけましょう。もしお子さんがその日の試験にトラウマを抱えているようでしたら、全く振り返らないのも手です。ここで一番大事なのは「次の試験の準備」。ただ、長時間の勉強は避け、軽く確認する程度で十分です。

まとめ:親の役割は「結果ではなく努力を認めること」

試験が終わった後、子どもが最も求めているのは「受け止めてもらうこと」です。結果を気にしすぎず、「ここまで頑張ったことが素晴らしい」と伝えることが、子どもの心の安定につながります。

  • 試験後のNGワード:「試験どうだった?」
  • 試験後のOKワード:「お疲れ様! よく頑張ったね」
  • 連日試験がある場合は、無理せず体調管理を最優先に

中学受験は、子どもにとって大きな挑戦です。親としてできる最大のサポートは、結果に関係なく「頑張ったことを認めること」。ぜひ、受験が終わったら、温かい言葉をかけてあげてください。

以上、最後までお読みいただき、ありがとうございました。もしコメント等ありましたらX(旧Twitter)でのDMでご連絡いただければと思います。質問箱(マシュマロ)への質問も随時受け付けています。

中学受験が終わった後の過ごし方について↓

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