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中学受験後から中学入学までの過ごし方

中学受験

中学受験が終わると、受験勉強のプレッシャーから解放され、ほっと一息つく時間が訪れます。しかし、ここで「完全に勉強をやめてしまう」ことや「何も考えずに過ごす」ことは避けたいもの。受験後のこの期間は、充実した中学生活に向けての大切な準備期間でもあります。

今回は、「勉強習慣を絶やさない」「今しかできないことをやる」「やらなきゃいけない勉強以外の学習に手をつける」という3つのポイントに沿って、受験後の過ごし方を紹介します。

1. 勉強習慣を絶やさない

受験が終わった解放感から勉強を完全にやめてしまうと、入学後にリズムを取り戻すのが大変になります。この時期の勉強は、時間の長さではなく、「毎日机に向かう習慣」を継続することが重要です。

ポイント

  • 1日5分でもOK! 必ずしも勉強時間を長く取る必要はなく、机に向かうことを継続することが大切。
  • 英語と数学の先取りをする 中学入学後の授業をスムーズにするため、英単語や基本的な文法、数学の「正負の数」「方程式」などに軽く触れておく。
  • 入学前課題に取り組む 入学前課題が出される学校であれば、それを最低限の学習として活用する。

狙い

「勉強をすることが当たり前」の状態を維持し、入学後もスムーズに学習を継続できるようにする。

2. 今しかできないことをやる

受験が終わって自由な時間が増えた今こそ、思いっきり楽しむべき時期です。この時期を有意義に使い、これからの中学生活に向けて心身をリフレッシュさせましょう。

ポイント

  • 旅行やレジャーを楽しむ 家族旅行やアウトドア、テーマパークに出かけるのも良いリフレッシュ。
  • 運動・体力作り 受験期に運動不足だった場合は、ウォーキングやスポーツなどで体力を戻す。
  • 趣味に没頭する 読書、ゲーム、音楽、アートなど、好きなことに時間を使う。
  • 進路が分かれる友達との思い出作り 仲の良かった塾や学校の友達と遊ぶ。

狙い

「受験が終わったからこそできること」を思いっきり楽しみ、新たな気持ちで中学生活をスタートできるようにする。

3. やらなきゃいけない勉強以外の学習に手をつける

受験勉強が終わった今こそ、これからは何の為に学ぶのか少し考えてみましょう。中学受験で頑張って得た知識があれば色んなことがもっと分かるようになっているはずです。この時期に、自分の興味を広げる学習に挑戦することで、自分が取り組みたい分野をはっきり認識できると良いです。そうすると、今後の学習がより意義のあるものになるでしょう。また、必ずしも将来役に立つと思えないものです、何か興味のあることが見つかれば、今後の人生が豊かになることは間違いありません。

ポイント

  • 読書 試験のための読書ではなく、自分の好きなジャンルの本を読む。漫画やアニメも○
  • ニュースや時事問題に触れる 新聞やニュースサイトを読んで、社会のことを学ぶ。
  • 実際の場所に訪れる 博物館や美術館、史跡・名勝、ジオパーク、工場などなど。時間のある今こそ、外に出てそこにしかないものに出会いに行きましょう。
  • 趣味として楽しめることを見つける 役に立つかどうかを考えず、「ただ楽しい」と思えるものも見つかると素晴らしい。

狙い

受験の枠にとらわれない学びを経験し、「学ぶことの楽しさ」を感じる。

まとめ

受験後から中学入学までの期間は、ただの休息期間ではなく、新しいステップへの準備期間です。

  1. 勉強習慣を絶やさず、少しでも机に向かう習慣を維持する。
  2. 受験が終わったからこそできることを楽しみ、心身をリフレッシュする。
  3. 受験では学べなかった「自由な学び」に触れ、自分の興味を広げる。

この期間をどう過ごすかで、中学生活のスタートが大きく変わります。せっかくの貴重な時間を有効に使い、充実した中学生活を迎えましょう!

以上、最後までお読みいただき、ありがとうございました。もしコメント等ありましたらX(旧Twitter)でのDMでご連絡いただければと思います。質問箱(マシュマロ)への質問も随時受け付けています。

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