スポンサーリンク

【英語力強化】英語力が普通の受験生におすすめの工学系大学の国際系プログラム【グローバル】

大学受験

大学では英語を頑張りたいけれど、とはいえ英語だけで卒業できるオールイングリッシュプログラムは諸々ハードルが高いという工学系志望の受験生の皆さん!と言ってどれだけいるか分かりませんが、本記事ではそんな受験生の方におすすめのプログラムについて

  • 専門的な英語力を伸ばす機会がある(専門科目の英語履修、留学、英語で卒業研究など)
  • 入試のハードルが通常の学科等と変わらない

という観点で調べてみました。

新しい情報を得たら、随時追加・更新していきますが、全てのプログラムを網羅できているとは限らないことはご承知おきください。

芝浦工業大学システム理工学部 国際プログラム

公式サイト

概要|芝浦工業大学
芝浦工業大学公式Webサイト。「概要」の内容を掲載しています。

概要

  • 留学準備のための種々の留学前教育
  • 専門科目を英語で履修
  • 3年次に単位履修を目的とした1セメスター以上の留学
  • 英語で卒業研究(場合によっては留学先で実施)
  • プログラムへの選抜は入学後

コメント

このプログラムはシステム理工学部全学科に設置されているため、多くの受験生にとって選択肢になりえるのではないかと思います。また大きな特徴として、入学後に選抜が行われるため、まずは自分の興味のある学科に入学することがスタートラインになります。留学内容がいわゆる語学研修ではなく専門科目の学修となっている点がかなり良いと思います。(しかも多くの留学先の学費支払いは不要)ここでしっかりやりきれれば、海外大学院進学なんかがかなり具体的にイメージできそうです。留学先のバリエーションもあったり、それに向けた準備も充実しているのも素晴らしいです。

ちなみに芝浦工大は文科省のスーパーグローバル大学に採択されたこともあり、大学自体がグローバル教育に力を入れている印象があります。以前記事にもまとめましたが、他にも有用なプログラムや制度があるのも良いですね。

東京都市大学情報工学部 国際コース

公式サイト

国際コース | 東京都市大学 情報工学部
情報工学部「国際コース」(情報科学科、知能情報工学科) 平成31年度入学生から情報工学部(旧知識工学部)2学科のカリキュラムにおいて「①一般コース」と「②国際コース」を設置して学生の希望により、いずれかのコース選択してもらいます。 国際コー...

概要

  • 教養、基礎、専門基礎科目の一部を英語で履修
  • 2年次に約4ヶ月間オーストラリア留学
  • 英語で卒業研究

コメント

芝浦工大のプログラムと似てますが、情報工学部のみの設置という点と留学内容がどちらかというと語学研修に寄った内容になっている点が異なります。4ヶ月間のオーストラリア留学は都市大全学対象の「東京都市大学オーストラリアプログラム(TAP)」に参加することになります。プログラムへの参加登録は入学手続き時から始まり入学後に選考があるようです。TAPの参加費用が学費と別で100万円近くかかるのがネックですが、TAPの費用には航空運賃や寮費といった費用が含まれているので、事前に費用が確定しているのは良心的とも言えるかもしれません。

拓殖大学工学部 国際コース「国際エンジニアプログラム」

公式サイト

国際コース「国際エンジニアプログラム」 | 拓殖大学 工学部

概要

  • 英語で留学準備科目、専門基礎科目を学ぶ
  • 提携先のアメリカの大学にて1年間ないし2年間の専門科目の学修を目的とした留学を経て、4年間で卒業するカリキュラム
  • 入試が別枠

コメント

まず最長で2年も留学できて、4年で卒業できるように設計されているのがすごいというのが正直な感想です。留学先への追加の学費の支払いが無いのもありがたいです。入試が通常のコースとは別の国際コース用の入試を受ける必要があり、一般入試においては偏差値が少し高くなっています。国際コースは工学部の全学科に設置されているので、自分の志望する学科を選ぶことができます。

おわりに

今、英語ができる技術者が求められる場面が増えています。この場合の「英語ができる」とは単に英語が流暢に話せるということではなく、異なる文化的背景を持つ人とコミュニケーションが取れる、技術的なトピックについて話を理解したり、説明できるということです。

工学系でこうした英語力も伸ばしたいとなると、一般には自助努力がかなり必要とされ、大学の制度としては交換留学制度くらいしかありません。そして留学に関しては自分でやろうとするといろんな手続きや調査でかなりの労力がかかるものです。本記事で取り上げたプログラムはどれも充実した内容で恵まれた環境が「お膳立て」されているので、それを享受するメリットはとても大きいと思います。

また、こうしたプログラムへの参加は、具体的には海外大学院に進学し英語で修学できるレベルまで英語力を伸ばすことが期待できると思います。将来的に海外大学院進学を考えている方にはぜひお勧めしたい進路です。

以上、最後までお読みいただき、ありがとうございました。もしコメント等ありましたらX(旧Twitter)でのDMでご連絡いただければと思います。質問箱(マシュマロ)への質問も随時受け付けています。

タイトルとURLをコピーしました