本記事ではドイツでの大学院留学の経験から、留学に際し、日本から持っていくべきものについて紹介していきます。
PC
まずは学業に必須のPCです。そもそも日本語キーボードのPCは海外では入手困難なため、それを使いたいなら日本から持って行かなくてはいけません。そうでなくても、PCを始めとする各種電気電子機器は基本的に日本で買う方が安いです。今の円安水準(1ユーロ150円台!)になる前からそうだったので、今ならなおさらです。例えばドイツで学割を使っても、日本での通常価格より高いことはざらにあります。ですので、そう遠くないうちに買い替えを考えている人は渡航前に新調すると良いでしょう。ちなみにPCのACアダプタは通常AC100-240Vに対応しているので、基本的にはコンセントの変換プラグだけ用意すれば日本で購入したPCを海外でも使うことができます。
さて、おすすめのPCですが、個人的には前職(某メーカーのソフトウェア開発職)で使って以来、DellのXPSシリーズが好きでプライベートでも使っています。Dellは元々BTO*というビジネスモデルでのPC直販を祖業としているのもあり、公式ストアでいつでも安く購入できる印象があります。時々あるセールを狙うと尚良いです。学生の人は学割も使えます。
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PC購入の際の注意点としては、Microsoft Officeはいらないということです。正規留学であれば、大学のライセンスが使えたり、それがなくても学割で購入できるので渡航後の調達を考えておけばいいでしょう。
*BTO=Build To Order。最終製品の在庫を持たずに受注してからPCを組み立てて出荷するというDellによるビジネスモデル。本題から逸れますが、創業者による以下の書籍はオススメです!
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PC周辺機器
HDMI変換アダプタ、マウス、光学ドライブ、外付けHDD、各種ケーブルなど周辺機器も必要なものは現地調達よりは持っていくほうが安上がりです。特に留学中はプロジェクタに繋ぐ機会が多いと思うので、HDMI変換アダプタは必須です。
ちなみにプロジェクタはドイツ語でBeamerといいます。ドイツ留学に行く方は覚えておくといいでしょう。(インターンシップ先で「Beamer取ってきて」と言われて「ビーマって何!??」となりました笑)
ヘッドセット
昨今は留学中であってもオンライン開講の授業を受けたりしますし、グループワークのオンラインミーティングなどの機会もあると思うので必須でしょう。こちらも日本から持っていく方が安上がりです。
ノイズキャンセリングイヤホン
突然ですがSONYのノイズキャンセリングは至高です。飛行機で映画やドラマを観るのにあると無いとでは大違いなので、個人的には海外渡航時の必須アイテムです。マイク付きのものはヘッドセットの代わりとしても使えます。
電子辞書
世代かもしれませんが、語学学習に(電子)辞書は必須です。また、日常生活でドイツ語を読むときにも電子辞書があると何かと便利です。第二外国語に対応している電子辞書を出してるのはもはやカシオしかないので他に選択肢はないのですが、このカシオのドイツ語モデルは、使い勝手の良いアクセス独和辞典と、中上級以上になると必要になってくる独独辞典のDUDENも入っているのでかなり良いです。
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エネループ
日常生活で地味に必要になる乾電池。電子辞書でも使いますね。エネループはドイツでも流通していますが、例によって高いです。ニッケル水素電池はリチウムイオン電池と異なり、飛行機への持ち込みが制限されていないので、必要な分とプラスアルファで持っていくと良さそうです。
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専門分野の日本語の教科書
地味に役に立つのが日本語の教科書です。授業などでいまいちピンとこない部分を読んでみると理解が進むという経験が何回かありました。荷物との兼ね合いにもなりますが、持っていくことをオススメします。
Kindle
留学中は本なんて読んでる暇もないとも考えられますが、人によっては日本語の活字に飢えることもあります。日本語の書籍は簡単に手に入らないので電子書籍リーダを持って行っておくと良いです。
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スーツケース
これは持っていくべきというよりは、当然持っていくものですね。ドイツではスーツケース泥棒が流行っているので、ブランド物は避けるのが無難です。レジェンドウォーカーのスーツケースは10年くらい前に買ったものがまだ現役なので、高コスパでオススメです。
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服
かさばるので悩ましいところですが、服も欧米で同じようなものを買おうとすると高いのとサイズ感が難しいこともあるので、持っていけるのであればある程度持っていった方がいいでしょう。欧米などで寒さが厳しいところはアウターは渡航後に現地で流通しているものを買った方がいいでしょう。
ちなみにユニクロが羽田空港の出国後エリアにあるので、僕はいつも多少そこで買っていきます。
SIM
海外渡航時は以下のようなプリペイドSIMをあらかじめ用意しておくと、現地に着いた瞬間からデータ通信ができるので便利です。
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